音楽の次はマンガが来ましたよ、メリベルさん受け取ったぜ!
◆あなたのコミックの所持数は?
随分と捨ててしまったので、今はもう50冊も残ってない。
◆今読んでいるコミックは?
いしいひさいち「バイトくん」
◆最後に買ったコミックは?
こうの史代「夕凪の街 桜の国」
といっても去年だと思う。
◆よく読む、または思い入れのあるコミック5つ
とりあえず、5つなんてまず無理なので子供の頃の原体験があるもの、なおかつ少女マンガということにしました。
里中満智子「スポットライト」
初めて夢中になった少女マンガ。貧乏な家(ほとんどバラック小屋!)の少女が大スターになるまでの紆余曲折。未来に希望があった時代でしたねえ。
一条ゆかり「デザイナー」
これも、孤児の女の子がモデルからデザイナーになりドロドロの愛憎劇ありのスペクタクルクロマン(それは大げさか)この人のマンガは小学生の女子向けとは思えぬクドさがありましたね、今時の子供にも読ませてやりたいです。
吉田まゆみ「れもん白書」
小学生も高学年になると波瀾万丈物語よりも、もっと身近でリアルなものに興味がわいてきた。そんな生意気なガキにはぴったり。70年代終わりの岡崎京子(か?)。
萩岩睦美「銀曜日のおとぎばなし」
80年代中期頃、少女マンガ界をなぜか席巻したNW系のミュージシャン達。どれもこれもイアン・マッカロクだったりデビシルだったり、そうかと思えばやたらとバンドもののストーリーが増え、主人公の男の子がいきなりライブでバウハウスの「マスク」を熱唱したり、町田町蔵に憧れてたりする。
どれもこれも、そんな音楽とは関係ないような普通の女の子が読む王道マンガ誌に連載されてたものばかり。「私は知ってるわよ、ふふん」と妙に高飛車だったあの頃、萩岩睦美はストーリー的には前時代的な少女マンガを継承しつつ、絵柄はちゃんとデビシル。でも、本物よりもマンガの方が人間らしいというパラドックス現象で、私はこのマンガの主人公がデビシルより好きだった。
土田よしこ「つる姫じゃ〜」
子供の頃、日曜の朝布団の中でこれ読むのが好きでした。志村けんの「バカ殿様」は絶対にこれをパクっているに違いない。
少女マンガといっても白泉社系のものは真面目で勉強もできた幼なじみがいつも買っていて、それを借りてばかりいた。私の方は、りぼんとかマーガレットとかを貸したりして。
その頃はLaLaとか花とゆめはちょっとダサいとか思ってたなあ、初めて買ったマンガ雑誌が花とゆめだっただけに、その後、集英社ものとかを見た時にはすごく大人ぽくてオシャレな気がした。
しかし、後世評価されたのは白泉社系のものばかりでしたね。
私などは、萩尾望都を18くらいになって初めてちゃんと読んだような人間ですからあまりえらそうなことは言えません。
バトンを渡す人
ここ見て我もと思われた方、どなたでもどうぞ。
しかし、このままではムービーバトンとかも来そうだな〜。