折に触れて何度も聴きたくなるアルバムって、思ったよりそうそう多くない。
そんな数少ないうちのひとつがこのDovesの1st.
全体的に緩やかに深い。
しかし、沈む込むようではなく、解き放たれていくような開放感すらある。
マイナーな曲がほとんどなのに、その中にかすかな希望を感じさせる旋律が見事。
が、しかし、2nd以降この翳りの部分がほとんどなくなってしまった..。
そして、売れた、なんだか騙されたみたいだな。
よって、私はこのアルバムはとても好きだけど、Dovesのファンとは言えない。
悲しいかな、そういうもんだ。
http://www.doves.net/flash.html