9月にもいろいろ聴いてはいたものの、暑さボケですっかり忘れていました。
・Black Rebel Motercycle Club "HOWL"
4年ほど前、新しいバンドの音聴いてもふぅ〜んという感じで、半分現役リタイヤ気味だった頃、このBRMCの1stを聴いてだらけた心に突然炎が着火。メリーチェインが持っていたダークでダルな空気はそのままに、ソングライティング力を数倍高め、サイケ色を強化したようなこんなバンドがアメリカの西海岸から出てきたことに驚いた。
2ndも1stの延長線上にあったけれど、1stほどインパクトがなく、そしてこの3rdではルーツミュージックに回帰したようで、フルージーな曲で埋め尽くされており、地味です。
でも、基本的には変わってないのだろう、とは思うものの、なんだか落ち着いてつまらんなあ、というのが正直な感想です、そうです、あんまり聴いてませんよ私は。
こんな年になってもギターをギャンギャン弾いてくれないとイライラするんですよ、私ももっと大人にならなくてはいけないですね。
大人に...といえばこちらも。
・Supergrass"Road To Rouen"
ブリットポップの生き残り、スーパーグラスの多分5枚目。
個人的には、デビュー当時から好きなバンドの一つで初期の疾走感あふれるナンバーなぞ、いつ聴いても気分は10代になれてとても恥ずかしい、でもそこがいいのですが。
しかし、こっちもえらく落ち着いてきてます、低値安定というほどにくたびてれはいないし、この間の来日公演でも「まだまだいけるね」という印象だったけど、このアルバムがなにかの突破口になるかと言えばなりませんね、でも、曲自体は相変わらずいいです。
でも、しかし、どちらもフランツ達より若いはず....なんだがなあ。