女の子達がキャーキャー...絶対言わないと断言できよう。
この人達、インタビュー読んでも訳詞読んでもいまいちよくわからんので、私はいつもこの幾重にも重なる津波か雪崩の(今は禁句かもしれないがあえて言わせて貰う)如く押し迫るギターのフレーズに身をゆだねているのみです。なんというんでしょうか、泣きメロとかそんな次元のものではありません、もう魂の叫びいや、心臓が剥きだし、それくらいの力強い情感をたたえております。
私は、エモシーンとかはよくわからず、初めてトレイル・オブ・デッドを聴いた時には
恐ろしく深く濃くなったU2を聴いたような気がしました。
こういう軌道を反したバンドに出会うたび、アメリカという国の底知れぬパワーに恐怖を感じてしまいます。まず、英国からはこのようなバンドは出てこないでしょう。
そして、3年ぶりにリリースされたアルバムを聴いて感じたのは、な、なんだか普通のロックバンドみたいになってませんか??前作"Source Tags&Codes"のような有無を言わせぬ情感ギター率が低くなってるような気がします、どうせ対訳読んでもわからんからとUS盤を買った私が悪いのでしょうか。いや、でも歌詞うんぬんという問題じゃないでしょう。
でも、前作よりは聴きやすく曲もコンパクトにまとまってる風なので、今度こそは売れるのかもしれないけれど...。
もっと昔のアルバムなぞを聴いてみようと、少々落胆した私です。