SNOW PATROL/when it's all over me still have to clear up
去年リリースされた"Final Straw"を生暖かいと表現してしまった私だが、どうもそれはごく一般に言われるハートウオーミングな、心温まるということなんであろうか、とこの2ndを聴いて感じた。
ベルセバと同じくジープスターから2001年にリリースされたこのアルバムは、"Final Straw"ほど音の輪郭がはっきりしていず、少々素人臭いところもある。ついでにボーカルのギャリーの歌い方がかなりスチュワート・マードック似でちょっとロックぽいベルセバのよう。
しかし、スノウ・パトロールの場合もっと体温を感じるような臨場感がある。
ベルセバよりもっと聴き手の近くで鳴っている音、それでいてつかみ所がないような
リアルすぎる夢を見た後のような感覚がある。
1stも是非聴いてみたいけど、ほんとにベルセバみたいだったらイヤだな(私はベルセバのファンですが同じ物をもう一つはいらないので)。