HOOD/COLD HOUSE

8日が待ちきれずに、3年前にリリースされたアルバムを買いました。 エレクトロニカとか音響系とかいわれるバンドの音というのは雰囲気はあるし美メロもあるにはあるんだけど、どこかなにか足りなくてアルバム一枚聴くにはきつく感じてしまうことが多くて このアルバムもそのような印象がありました、いや、悪くはないんだけど曲として完成してるかどうかといえば、まだまだかなと。(単純に聴いていたら眠たくなったので) やっぱりマイブラなんかは、ノイズの響きだけじゃないところがあってだからやっぱりあれだけの影響力があるバンドだったわけだけど(私は熱狂的なマイブラファンだったのです)、それからシューゲイザー〜音響系と流れていく過程において出てきた「響」の部分だけを抽出拡大したようなモグワイみたいなバンドは、私にとっては相当に退屈なしろものだったりする、雰囲気とノイズの拡大だけでこられてもねえ、と思う。 そう考えればこのフッドのアルバムなんかはまだちゃんとメロがあるので随分マシですが 多分、今回リリースされる新しいアルバムの方がかなり聴き手を放っておかない作りになっているはず、と期待しています。 しかし、このバンドのスリーブやPVのセンスっていいねえ 全く、気をてらったものじゃないけど、サウンドと合いすぎていて実に美しいです。