DVDが出ました。
あー、見ていてつらい、見た後もすっきりしない。
ブリットポップを総括したこのドキュメンタリー映画。劇場で見損ねたのでDVDで今回初めて見たのだけど、こりゃブラーファンにはきついね、デーモンのあのやる気のない態度でもうアウトでしょう。
その点、王様のような椅子にふんずりかえって座ってるノエルはしゃべるしゃべる。
この映画は、オアシスのものですね。
しかし、スリーパーのルイーズが結構いいポジション取ってるのはヒット曲が一曲だけだった
バンドの存在から考えるとよくわからんのですが、なかなかクレイバーな雰囲気でミュージシャンというよりジャーナリスト風情だなと思っていたら、最近は物書きもされてるそうでなるほどね。
ただ、いかんせん取り上げたバンドの数が少なすぎて、当時の雨後のタケノコの如くうじゃうじゃ出てきた雑多なバンドが全く出てこないので音楽のドキュメンタリーとしてはいまいち面白みがない。
だから、トニー・ブレアとオアシスの関係など政治的な意味合いがある部分のほうが興味深く見られてしまう。
でも、やっぱりブリットポップってせつない。
いや、英国のムーブメントはいつも同じかもしれないけど。
一瞬の輝き、これからも繰り返すであろう空騒ぎ。
だからいつまでも惹かれ続けるのだろうな。