NAG NAG NAG!(ポストパンクに恋して)その1
この間、またもやOFSを見ていたらなんとキャバレー・ヴォルテールの"Nag Nag Nag"のビデオが流れたではないか!私、いたく感動いたしましたよ。うーん、やっぱりかっこいいかっこよすぎ。アホな感想で申し訳ない。私が長い間こうやって音楽を聴いてきた中で一番衝撃的、なおかつ影響を受けたのがポストパンク、英国で言われた元祖オルタナティブなバンドの音でした。年齢的には一足違いで遅く生まれた私にとってはリアルタイムとは言えず、「せめてあと5年早く生まれていたかった」が口癖になってしまっていた。勿論、ポストパンクの前にはパンクがありその影響も私には多大な影響はあったのだが、そのパンクさえも解体してゆくようなポストパンクの流れはあまりもクールでスリリングだったと思う。それと、私がこの時代の音が好きな理由のひとつに「ファッショナブルでない」というのがある。大体、ギャング・オブ・フォーのアンディ・ギルなんてサラリーマンが来てるようなカッターシャツ(Yシャツ?)を一番上までボタン留めしたような出で立ちだったはず..。それでいきなりあのギターだからなあ。それがわざとやってるんじゃなく、多分、そんな人なのだろうと思わせるところが余計に音のかっこよさを際だたせていると私は思っていたのだが..。
この話はまだ続きます。