最近はそうでもなくなったけど、以前は結構話題になってるバンドのディスクでも日本盤が出ないということがかなりあった。出たとしても本国でリリースされて1年くらい経ってやっと出る。
こんな状態では、日本盤を買うという人は私も含め、私の周りでもほとんどいなかったような気がする。80年代、日本盤を買ったCDやレコードなんて中古以外では数えるほどしかない。
輸入盤を買う理由には、それとは別にただ安いというのもある。でも、それだけの理由でUKのバンドの
US盤を買ってしまった時はなーんとなく、すっきりしないような気分になるのはなぜだ。
どうも、輸入盤を買うという行為には、日本盤がリリースされない、安いということ以外に
その本国のものにこだわってしまう、という思考がかなり影響してるんではないか。
そういや、私は輸入盤のニオイが好きなのだ、
スリーブのインキのニオイが、UK盤のは独特で
そのニオイをかぐ度、ああ、イギリスへ行きたいなあ〜と思ってしまうのでした。