Fender Japan Jazzmaster JM66BへのPost Lock取り付け

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前の記事で試したように、Bridge Fixing Bushの感触がイマイチだったので、すぐにPost Lockパーツを試すことにしました。これはブリッジの脚(ポスト)を伸ばすもので、ブリッジとボディの接触範囲を増やす効果があるようです。

Post Lock (Retrotone Pickups - Astronauts Guitars)

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果たして結果は...こちらはなかなか絶大なものがありました。もともとサステインはあるほうだったのが、さらに伸びるようになり、面白いことに単音で弾いた際の残響が、両手を離しても残るようになりました。これはなかなかよいです。その後Bridge Fixing Bushだけを外しても変わらなかったので、ほぼこのパーツで響きが獲得できたのではないかと思います。本来そういうものじゃないですが、プラグドではなく生音だけでこの響きを聞くのもいいものです。なんというか、ボディでリヴァーヴがかかるような感じです。厳密にはサステイン向上ではないかもしれません。ボディ鳴りの向上です。なので、プラグドの音にはあまり影響しないでしょう。

巻き弦ではほとんど感じられないものの、1-3弦では7フレットあたりで非常によく響きます。他のギターではあまり感じられない(実はこのパーツを使わなくても残響のあるギターはありますが)のが、このパーツによりドッと出るようになったので、価格を考えてもなかなか良い買い物でした。

一旦はめてしまうとブリッジハイトが変更できなくなるので、ネックの状態が変わったらまた調整が必要になるのでしょう。それはともかく、張って何年も経つ弦でもこれだけ鳴りが変わるのは面白い経験でした。

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