F1 日本グランプリ 2025 (鈴鹿サーキット) その1

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春開催2回目となった2025年のF1日本グランプリ。比較的早々と日曜の雨が予想され、しかしこの時期の天候だけに変わるかなと思っていたのですが、週後半でも予報は変わらず、結局雨模様となるなか、サーキットへ向かいました。今年は初観戦の方を含め同行者2人の計3名です。

直前にTSUこと角田裕毅くん(どうも「くん」が似合う感じ)のRBRへの電撃移籍が発表され、これは混むだろうなと予想していました。実際に金曜日60000人、土曜日90000人の観客数で、予選もRBRのVERがぎりぎりでポールポジションを獲得するなど、話題に事欠かず。ただ当のTSUは不運もあり14番手ということで、苦しい戦いが予想されていました。

同行者と早めに出る予定を話していたので、なんとか起きて情報を見ると、NEXCO中日本管内でのETCトラブル発生の報。至近の鈴鹿SICが閉鎖となりました。我々は新名神は使わないのですが、鈴鹿SIC経由の観客が流れてくることが予想されました。道路情報では渋滞はなさそうだったので、いつも通り亀山ICから下道に出て西側からサーキットに向かいます。全く何の渋滞もありません。

今年から駐車券も電子チケットとなり、入口でQRを見せたところどうしても反応せず。そこであらかじめ用意していた紙のプリントを使ったところパス。まあこういうことはある程度想定する必要があります。

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駐車場横の桜ですが、ここを通る時点ではそこそこの雨で、レインスーツが必要です。しかし、雨雲予想では30分ほど我慢すれば何とか上がる見込みでした。

そしてサーキット周回道路をゲートに向かうと、何やら行列が。例年そんなことはなかったのですが、30〜40分早く行っているのに100m程度の入場待ち行列になっています。これは観戦ポイント付近も厳しいことが予想されます。

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入場や所持品検査は特に問題なく通過。いつものLエリアに到着したら、ボックスカルバートの内側はもうスペースが全くなく、外側の通路に場所をとるしかありませんでした。予想されたことですが致し方なし。

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サポートレースの時点で観戦スペースはほぼ埋まっています。数年前から西エリアにはシャトルバスで来れるようになっているので、しばらく前ののんびりした感じはほぼなくなっています。

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前座レース、フェラーリチャレンジでの小山美姫選手。土曜・日曜ともPtoWです。猪爪杏奈選手とともに上位を独占しました。他がジェントルマンだとするとちょっと実力差がありすぎなのかも。SFに乗せてもそこそこ行くのではないかと思わせます。旬(ドライバーとして)のうちに乗せたほうが...

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西エリアは去年からWEST FANZONEなる各種体験スペースが設けられています。去年より体験している人が多かった様子。結構な待ち時間になっていました。

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このモックはほとんど誰も見ていなかったな。

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ちょうどお昼頃にドライバーズパレード。去年から、ホンダ系以外はトレーラーです。以前のクラシックカー1台ずつの方が明らかによいのですが、鈴鹿サーキット運営に聞いてみると、どうもリバティからの縛りで、故障の可能性があり時間のかかるパレードはまかりならんとなったようです。今年は鈴鹿から3連戦で、決勝進行に全く余裕がない模様。しかし現地はこれでは面白くないなあ。時間に余裕がないと言っても決勝前のスケジュールは決まっているのでそれに合わせるだけ。まあコース上にオイルを撒いちゃいかんのかもしれませんが、別にクラシックカーでなくてもいい。トレーラー上でインタビューできるのは都合がよいのでしょうけど、その間目当てのドライバーはカメラに向かっているわけで、ファンはガッカリでしょう。リバティの運営はイベントのキモをわかっていないんじゃないか。あれか、ドライバーが難色を示しているのかな。1台ごとでは雑談もできないし。

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ALOとBORは師弟らしいので談笑。こんなLECの笑顔もあまりないです。こういうところで多少ドライバーの親しいグループがわかります。

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RUSはインタビュー直後なので休憩モード。HAMはいつもサービスしてくれます。

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ホンダ系4ドライバーはS660でパレード。しかしなんともしっくりきません。VERのようなチャンピオンにそれ?という感じ。

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LAWは傷心でしょうが、気丈に振る舞っています。

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HADは寒かったのか気分が乗らないのか、TSUと遊びすぎて疲れたのか。

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TSUはきちんと主役級の振る舞いです。

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ホンダも地元イベントなのに、何かこう煮え切らない対応なのは昔からですね。

さて日本GPで問題になったのが下草の火事です。マシンからの火花が乾燥した草に燃え移り、FPや予選での赤旗原因になりました。特にこのスプーンカーブ付近の燃え方は激しく、火の回りが早くて映像でも危なく感じたほどです。レースコントロールがOKしないとマーシャルが入れず、結構消火までに時間がかかっていました。下の写真の黒くなっているところが焼けた部分。

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FPで問題になり、何か対策はしたんでしょうけど土曜も火災になって、その後雨が降ったものの、念のためということか、散水車が来て対策を取っていました。

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今年もいろいろ挨拶があり、傍系ROYAL様の臨席は喜ばしいことなんでしょうけど、まあなんというか。嫡流の臨席があればこれは大したことで、諸外国ではそういう例は多いわけですが、いくら国際格式レースでもやはりまだまだ認知されていないということなのでしょう。イベントとしてはオリンピック・国体・万博に匹敵するとは思うんですが。

そして決勝スタートへ。西エリアはどんどん人が増え、なんかえらいことになっていたのでした。

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