HP mini 2140 高解像度版 到着&ディテール

待ちわびておったHP mini 2140の高解像度版が届きました。mini 1000で気になった上下方向の解像度がどのように解消されているのか、それさえ問題なければ基本的にはこれで十分であるぞと思いつつ、早速いろいろと試しました。


高解像度ディスプレイは、まあまあ。上下方向が768pxで、ほぼ一昔前の15inchノート並みですが、16:9パネルのせいかそれほど余裕があるようには感じられません。それとこれは仕方ないものの、非常に表示が細かい。他のディスプレイに戻るとものすごく文字が大きく見えます。老眼になるとかなり厳しいかもしれません。バックライトはmini 1000と同様非常に明るいもの。屋外で使ってもそれほど苦にはなりません。まあパネル自体が反射するので、低反射フィルムを貼る方がよいでしょう。


親亀(MacBookPro)の上に乗る子亀。思ったほど軽くは感じませんが、まあネットブックとしてみれば、の話。MBPと比べると、かなりガンメタぽい色であることがわかります。HPのサイトではもっとシルバーぼく見えましたが。


キーボードはmini 1000に比べると「てかり」が少ないフィニッシュ。湾曲構造など基本パーツは同一と思われます。トラックパッドのボタンはやっぱり使いにくく、mini 1000に比べるとかなりふかふか(ストローク大)で好みが分かれそうです。個人的にはイマイチ。まあマウスを使うのでさしたる問題とはならず。


他にはない特長、Express54カードスロット。WWANカードやEM/UQなどのカードモデムを差すもよし。なんと玄人志向キワモノシリーズCardBus→Expressカード変換アダプタ(PCCARD-EC34)で、ラトックシステムのアナログキャプチャカードREX-CB90TVを差し、Ulead Video@Homeの動作に成功!なんの苦もなく動いたので、基本32bitCardBusのカードなら特に問題なく動きそうな模様。


さしたる特長のないレフトサイド。排熱スリットはそれほど熱くならず、TDP設計には余裕がありそうです。


天板は比較的傷に強い加工になっています。


スピーカーはディスプレイパネルの下、ちょうど隠れるあたりに。


全体的に加工精度は高いようです。変なバリや不揃いなところは見あたりません。


背面もまあそつなくまとまっております。Vistaバッヂ&ENERGYSTARステッカーは当然のごとく背面へ貼り替え。なんであんなもんをパームレストに貼るのか未だにわからん。


無線LANの調子もいいし、ベッドのそばに置いておくのには非常に良さそうであります。そのうちDualCore Atomが欲しくなったりするんでしょうが、当分はこれで全く問題なさそう。