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まあ標識に限らずこういうものは字母があるはずですが、写真からトレースして作ろうというのがおもしろいですね。記号類は対象になっていないようで、「この文字が使いたい」ということなんだと思いますが、数年前に流行ったくだらないナナメカタカナフォントなんかと比べても存在感はあると思います。
試しにMacOS9でSuitcase10にてオープンしてみたのですが今のところ使用不可。OSXとWINで試してみるしかないかな(どこに使う)。
字体そのものとしては鉄道系(最近は既製書体が多くなったけど)の書体もおもしろいと思います。
いちおうわたくしとしてましては、My Bloody Valentineのジャケット (Isn't Anything)に使われている書体、これは「Wexford」というのですが、これをトレースしてフォント化しそのまま保管中。
個人的には、80年代の車のメーターパネルに使われていたと思われる、「Modula」という書体がなんとかならないかと「Modula」というとデジタルフォントの世界ではEmigre社の全く別物の方が認知されていますが、今はなき嶋田モンセンにはちゃんと「Modula」の名前で載っています。Eurostyleぽいのですがもうすこしラインの強弱があり、こっちのほうが意味合いとしてEurostyleなのではないかと。
Isn't Anythingの再発版(Creationがソニーと契約後に出たもの。1998頃)では、
このWexfordが見つからず、Bauhausで代用してあります。しかしですね、
Wexfordはアイルランドの田舎町の名前のようで、Bauhausでは全く違うのですよ。
単にそのままスキャンして使えばよかったのに。