前回インタークーラーガスケットを交換してやれやれと思っていたら、ある日車庫の床にどうも油の跡が。付いていない日もあればそこそこの油量の日もあり、車検やその後の補修から日も経っていないのになんだと思いよく見てみると、どうもタイミングチェーンカバー付近からの油漏れの模様。下に垂れるほどなので、にじみ程度ではなくそこそこの量が出ているんでしょう。アンダーガードにかなりのしたたりがあり、穴から下に漏れたようです。
このクルマは以前からタイミングチェーンが冷間始動でガリガリいうので、嫌な感じではありましたがしばらく様子見。しかし次第にどこでも漏れるようになってきたので、ディーラーに相談すると、チェックすら予約が必要とのことで日を決め、点検してもらったら、タイミングチェーンのガスケット交換と相成りました。車検から3ヶ月程度なんですがその時は様子見、その後さらにガスケットが劣化した模様。まあ、早めに指摘があったところで金がかかることに変わりはありません。やむなく年末に入庫して修理、帰ってきた時にはオイル漏れは止まっていました。
年が明けてしばらくは問題なく、どちらかというと年末からの大変な大雪に悩まされていたところ、またもオイル漏れを発見。さすがにがっかりしました。今度はタイミングチェーンカバー付近に滲みはなく、しかし地面への落ち方は同じような感じ。目視では場所が特定できないので、またディーラーで点検を依頼すると、今度はオイルフィルターのガスケットらしい。これが奥側のパーツでもあり、その前にウォーターポンプの脱着が必要ということでなかなか手間のかかる場所。ディーラーでの見積もそこそこの額となったため、またもこちらのお店の世話になることになりました。それでも結構しましたが多少は助かります。
オイル漏れ箇所は特定できていたため、作業後はピタッとおさまり、その後はオイル滴下の症状は見られません。しかし以前からドライブシャフト根本のオイルにじみは指摘されているので、それもそのうち来るのかもしれません。
実用車なんだし、スペースは余っているのに作業はしにくいというところが欧州コンパクトなのでしょうか(イタ車よりは格段にマシだけど)。とはいえ国産でもオイル交換すら大変というクルマがあるとどこかに書いてありましたが... 昨年以来お漏らしの修理だけで車検費用くらいかかっているのですが、漏れるところは手を入れやすいようにしてもらいたいし、漏れては困るところはもう少し良い品質のパーツを使ってもらいたいものです。まあ12万kmを越えればどこに何があってもおかしくないですが。