TSIのPOLOはローカロリーエンジンということでなかなかヒーターが効かず、結構寒いことが判明。今年はまだ極端に寒い日がないのでわかりませんが、そういう日は手もかじかんでしまいます。しかし、306もそうでしたがヨーロッパのベーシックカーは送風ポジションが非常にシンプルで、頭部だけ・足もとだけ・足もと+デフロスター・デフロスターの4つしかありません。
個人的には横スライド型・またはボタン選択式のスイッチは嫌いなので、このロータリースイッチがちょうどよいのですが、もうちょっといろいろポジションがあってもいいと思います。たとえば頭寒足熱とか(寒さの厳しいヨーロッパにその発想はないらしい)。
そこで試してみたのが「中途半端」なポジション。頭部だけ・足もとだけの中間にセットすると、ちゃんとどちらからも温風が出ました。まあ、よしとしましょう。306のときはどこにセットしても上の送風口から風が出て、要は送風口の開閉でコントロールせよということだったので、それと比べると進歩です。
しかしドイツのデザインもどんくさいのは、使用頻度の高いポジションにしたときにつまみの角度がだいたい揃うようにならなかったのかな。