スタッドレス(今年は積雪日が多く助かった)からノーマルタイヤに交換したあとどうもバランスが悪く、走行中に連続音がするので偏摩耗しているのではと思ってタイヤをよく見ると、トレッド面にまでひび割れがあったので、タイヤを替えることにしました。
しかもよくみると釘だかボルトだかも刺さっている。どうも連続音の正体はこれらしい。
もともと306の購入時についていたのがMichelin Pilot SXで、約2年でMichelin Pilot Exaltoに交換、これが2001年のことなので約7年間使って大きなトラブルもなく、コントローラブルでウェット路面でも破綻なかったので、今回もMichelinを選択。185/55R15というサイズは今ではあまり設定がなく、Pilot Preceda PP2かEnergy3しかないようで、リヤサスのへたりを考えるとグリップの強くないものを選ぶべくEnergy3にしようと思ったものの納期が1ヶ月近くかかるということで、さすがにこのひび割れで1ヶ月は待てないのでPreceda PP2に決定。
Exaltoはウェットコントロールがよくドライでもハンドリングには問題なかったものの、昔のPotenza RE71のようなV字カットのせいかロードノイズがかなり大きかったので、この点が変わるとありがたい。
で、本日装着。
さすがに2分山からニュータイヤの交換ということで、306のハンドリングが半分程度よみがえりました。リヤサスがへたっているので100%ではないかな... NAVI5月号ではPilot Primacyの評判がやたらとよく、プジョー彦根の店頭にあった未発表207SWにもついていたので、Primacy並みのパフォーマンスだといいなと思っていたところ、期待通りコントローラブルで快適なのでこのセレクトで成功でした。
Exaltoと比べるとかなり静かでこれは満足。またMichelinの特徴かエッジがかなり丸いので、過渡特性が非常にマイルドな気がします。Exaltoのひび割れがこのエッジ部分に集中しているので、丸いタイヤだとどういう特性なのか期待していたんですが。このあたりはF1タイヤの開発の成果なんでしょうか(当時BSよりかなり丸いタイヤといわれてました)。
どうもPrimacyや他メーカーのコンフォート・パフォーマンス型タイヤに共通なのがこの外側のパターンとその内側のパターンの間にある、縦溝をまたぐ形の斜めカットですが、これ、タイヤが減ってくるとパターンも消えるように思うんですけど、問題ないんですかね。日本では取扱のないExaltoの後継種Michelin Pilot Exalto PE2でも似たようなパターンのようです。カットが深くなくしかも外側に向いているので、剛性を確保しつつ排水性を考慮したのかなと思いますが。
おまけ
207SW。なかなかスタイリングはよいですね。リアコンビランプがエグい。